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西穂高独標 2011.03.05④

3時過ぎからごそごそ動きだした人がいる・・・老人かな・・・そうでもないらしい・・・
ちょっと早いけど4時に起床
まず最初にヘッドライト点灯
服装のチェック・・・これくらいでいいかな・・・もう一枚着ようかな・・・・周りの人様子を覗きながら整えていきます。
今朝のトイレは手洗いの水も凍っており消毒液を数滴手もみ。
帽子、雪眼鏡・・・・そうだっ目だし帽の上に帽子がいいかな
あっその前に日焼け止めクリームをぬらなきゃ
オニギリ1個とブドウパンを一つ食べて残りは持っていこう・・・・・

5時15分ヘッドライトを点灯しアイゼンを装着して小屋を出発!
満天の星があると思ったけどなかった。
時折り雪が顔に当たる。これはどうも積もった雪が風で飛ばされてるんだと気づく。
よく見ると下界の明かりが見える。
そう悪くはないらしい。


6時10分の朝焼け
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富士山が見えた!
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昨夜語りべの名古屋の兄さんが朝焼けの写真を撮っていました。
すすむ自信がなくここで引き返すと言う事で互いの健闘を祈り別れ・・・
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別れてまもなく・・・・
登頂してご来光を拝みたかったが・・・・残念無念
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4人のパーティがザイルを準備してます。

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尾根が細くなり・・・すぐそこに独標が・・・・高さ、距離共30m位かな 6時30分
これまではなんとか登ってこれたが、足が竦みました。しばらく落ち着こうとしたのですが、この足元の岩を越える事が出来ませんでした。右方は絶壁なんです。
夏山だとへっちゃらなんだけど・・・ここは慎重に。

この先は非常に不安定な岩稜歩きになり急登。




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6名程登頂したようです。
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この頃から急激に強風になってきました。
俺の経験・技術では無理だ。
本当に残念ですが引き返します。
体感温度はマイナス20~30度の感じな、生誕初めての世界だ~~!!

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笠岳がまぶしく笑っています。
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風はだんだん強くなり、手の指先は麻痺してくる・・・
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目だし帽の上に被っていた愛用の耳付帽子が飛ばされ一瞬のうちに見えなく・・・
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強風が創り出す飛雪・・・白い炎とも噴煙とも見えた。
このあとカメラバックの蓋が完全に閉まってなくポロリと雪原に投げ出され3m程先に・・・・何とか飛ばされずにすんだが・・・・びっくり仰天とはこの事ですね。
落ち着け落ち着け・・・DSC_0467s_20110310093936.jpg

立っておることすら危ない状況で座り込みながら・・・
もうカメラを出して撮影する状況ではなく・・麻痺した指先でなんとかカメラバックの蓋をし
飛ばされないことだけ考えながら下山しました。
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剱岳の怖さってもんじゃなく恐怖を感じました。
風がなければどうってことないんですが・・・・

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緊張したせいか・・・ヘッドライト点けっぱなしだった。
山小屋についてオニギリを食べようとしたらカチカチに凍り付いていました。
冬山は食料もよく研究したほうがいいですね。

新穂高ロープウェイの西穂高口駅より西穂高を望む
独標から西穂高山頂までは大小12ものピークを越えなければ行けません。


sDSC_0473

山はなめちゃいかんですね。
冬山は単独行はやめたほうがいいね。
いい経験ができました。
夏ならば富山のMOさんも経験してるから大丈夫だろう。

夏にまたリベンジを誓い・・・また来よう!さらば西穂高!ありがとう西穂高!
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